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【検証】「白猫プロジェクト」は任天堂事件でサ終してコロプラを道連れにするのか?

どうもニートなのに働きすぎて病んでいるへっぽこです。
さて、みなさんは休日何してますか?

コロナを機に家で映画やアニメを見て過ごすようになったことでしょう、僕もゲームをするようになりました。

そんな僕達の生活を一変させてしまったコロちゃんですが、今年は別のコロちゃんが世間を騒がせました。
そうあの、

 

 

コロちゃん(コロプラ)です

 

コロちゃんは2017年に特許侵害任天堂に訴えられてしまい、4年後に無念の敗北を喫しました。
和解金額はなんと・・

 

33億円

 

日本人の生涯年収は3億円と言われてるので

ちょうど11人が死んだ計算になります

 

コロプラもイケイケなら問題ないのですが、残念ながら看板タイトル「白猫プロジェクト」の不調が続いています
ちまたでは死神にコロプラが拐われてしまうのではないかと心配されています。

 

このままコロちゃんは死神ワクチン・任天堂殺られてしまうのか

それとも「変異株」となって奇跡の大逆転を果たすのか

 

へっぽこが徹底的に調べてみました!!

コロプラが倒産する確率

さて、いきなりですが・・

ジャッチメントのお時間です

白猫プロジェクトの和解金がきっかけでコロプラが倒産する確率は・・

 

 

 

 

0%です

 

ですが・・
将来・・コロプラが倒産する確率

 

 

 

 

10%です

ほっこりしてたコロちゃんが不安な表情を浮かべてしまいました。
それもそのはず、和解金の懸念が払拭されたのにも関わらず倒産の可能性があるからです。

みんなの疑問を解消するため詳しく検証していきたいと思います。

白猫プロジェクトとは

まず、今回の騒動のきっかけとなった白猫プロジェクトについて解説します。

白猫プロジェクトは2014年の7月にリリースされました。
リリース当初から人気は高く、わずか10日100万ダウンロード翌月には1,000万ダウンロードを記録しました。

この勢いは国内だけに留まらず、白猫は計14ヶ国※1で配信されました。
ここまで人気を博した理由は大きく分けて2つあります。

※1 現在は台湾のみ稼働

「抜群の操作性」と「聖剣伝説を彷彿させる3Dグラフィック」

リリース当時、アクションRPGの中で白猫は群を抜いていました。
その大きな要因として挙げられるのは操作性です。

当時のスマホアクションRPGは十字パッドでキャラを移動させた上で攻撃するか、

特定の位置をタップしてキャラを自動で戦わせる仕組みが主流でした。

当時の技術レベルでは仕方ないと言えば仕方ないですが、アクションゲームとしては少し物足りませんでした。
そんな中、問題を払拭して新時代のスマホアクションRPGへ昇華させたのが白猫プロジェクトでした。

白猫はぷにコンと呼ばれる独自の操作パッドを取り入れ、家庭用レベルのアクションをスマホで実現させたのです。

ぷにコンの特徴は2つあります。

①画面のどこからでも操作が可能

ぷにコンには固定の十字パッドがありません。
従って、キャラを画面のどこからでも操ることができます。

これにより、キャラの操作性が上がり細かなキャラ移動ができるようになりました。
他にも移動先を透明なカーソルで表したり、キャラのカメラワークが工夫されています。

②画面のどこからでも攻撃が可能

ぷにコンには固定の攻撃ボタンがありません。
従って画面のどこからでもタップさえすれば攻撃ができます。

また、「長押し+スライド」でスキル発動できます。

つまり、プレイヤーが固定ボタンに囚われなくなったことで、より没入感のあるバトルができるようになったのです

シンプルでありながら高度な駆け引きがができる。
これがぷにコンの特徴であり白猫が絶対的地位を築いた要因でした。

また、操作だけでなくグラフィックも優れていたため、一部ユーザーからは「スマホ版聖剣伝説」と称賛されました。

 

ゲームを盛り上げるその他の要素

白猫はアクションRRGなので、RPG要素があります。
主なシステムを簡単に紹介します。

職業

11種類の職業が選択できます。

ソウルボード

上昇させたいステータスを自由に振り分けることができます。

街づくり

武器屋や宿屋などの建物を自由に配置し、自分好みの街を作ることができます。
作った街は散策できます。

 

そのほか特徴として、白猫は「体力・行動ポイント」を廃止しています。

これは「時間に囚われず白猫を遊んでほしい」という運営の願いから実装されたものです。

参考 スタミナ制の廃止について電撃オンライン

今でこそ白猫のようなゲームは珍しくありませんが、当時はスタミナ制度を課金源とするのが当り前だったため、白猫のようなゲームはむしろ少数派でした。

こうして、白猫は瞬く間に年間100億円※1を稼ぎ出す人気タイトルに成長しました。
もちろんコロプラの主要タイトルになったのは言うまでもなく、白猫は単体でなんと全体の50%※1の売上を占めました。

※1 白猫単体の売上がなかったので2014年リリースアプリの状況を鑑みて数字を推測

 

白猫プロジェクトがオワコンと言われ始める

快進撃を続けてきた白猫、しかしリリースから2年で陰りが見え始めます
そして気がつくと・・

売上は取り返しがつかなくなるほど落ち込んでいました

これは冒頭でお伝えしたコロプラの倒産確率に大きく関係してきます。

白猫に一体何が起きたというのでしょうか。
主な原因は「過度なインフレによるユーザー離れ」でした。

「アクションゲーム」から「火力ゲーム」へ

オンラインゲームはユーザーに遊ばれ続けるために定期的にコンテンツ拡充を行います。
しかし、運営期間が長くなればなるほどネタは尽きてくるもので、白猫もこの例外ではありませんでした。

白猫の日々はこんな感じでした。

  1. ネタがない
  2. 納期(アプデ)が迫ってくる
  3. ネタを無理やり絞り出す
  4. なんとか納期に間に合う
  5. 2・3ヶ月後にまた納期(アプデ)がやってくる
  6. ネタを無理やり絞り出す
  7. 以降地獄をループ

そうです、白猫はネタ切れというラスボスと戦っていたのです。

しかし捨てる神あれば拾う神あり、白猫はとうとう見つけるのです・・

 

奴(ラスボス)の攻略法を

それは・・

 

 

課金ゲーにすることでした

白猫はアプデの度に

上記を取り入れようとしてました

 

しかし、ある日気づいてしまったのです。
・・あれ?

ということに。
なんて頭がいいのでしょうか!!

白猫はしばらくこの作戦でいくことにしました。

ですが、スマホゲーに詳しい方は気づいたかもしれません。

と。

確かに、大概のゲームは定期的にステージとキャラが更新されていきます。
難しいステージが出れば新キャラを課金で手に入れ、次第にインフレと呼ばれる現象が起きます。

このような運営方法は大抵のゲームが通る道であり、白猫は全く変わったことはしていません。
しかし白猫の場合はインフレに問題がありました。

あろうことか白猫は・・

 

 

 

常識を覆す勢いでインフレを加速させたのです

 

パルメショック

では白猫がどのようにインフレを引き起こし、オワコンになっていったのでしょうか。
経緯を初めから見てみましょう。

2015年8月、白猫ではシャルロットと呼ばれるキャラが最強でした。

シャルロットは4人パーティで個々が果たす役割をなんと1人だけでカバーできました。
「1人が4人分になる!!」そのお得感に、ユーザーはシャルロットのために全力ガチャしました。

スマホゲーは課金を促すために最強キャラの移り変わりが多々あります。
そうです、万能キャラのシャルロットが最強の座から外れてしまったのです。

新たな最強キャラはアーモンドピーク
シャルロットの2倍・・ の火力を誇り、性能もトップクラスでした。

最強のままでいたい・・。
ユーザーは一心不乱ガチャを回しました。
そして・・

念願のアーモンドピークをゲットするのです

 

暫く力を固持できるだろう

 

アーモンドピークを手に入れたユーザーはだれもが安心しました。
シャルロットは5ヶ月間王座に君臨したので、最低でも3〜4ヶ月間は環境を走れる算段があったからです。

しかし、ここから予想だにしない事件が起きます・・

 

 

新しいキャラが実装されました、名前はノア
なんとその力は・・

 

 

アーモンドピークを遥かに凌駕してました

 

もちろんユーザーは驚愕しました。
それもそのはず、

先週最強だったキャラが

 

今週で雑魚になっているではありませんか

ユーザーは思い浮かべました。

奴の

 

微笑んでる姿を

言うまでもなく、ノアの登場は怒りを買いました。
あの心血注いだガチャ乱舞はなんだったんだと。

しかし、引退者が続出したかというと・・

 

一歩踏みとどまるレベルでした

 

怒りを通り越して「何かの事故だったに違いない」現実逃避をしたユーザーが多かったためです。
さすがに今回の炎上でコロプラも学習したことでしょう。

 

新しいキャラが登場しました。
名前はパルメ

気になる能力は・・

 

 

ノアより低かったです

 

どうやらユーザーの祈りはコロプラに届いていたようです。
さすがに1ヶ月でノアが雑魚になったら目も当てれませんよね、しばらく安心できそうです。

 

パルメの専用武器が登場しました。
名前はエーテリアルオーブ

・・能力?
もちろんノアの方が強いですよ

ほら・・

 

 

 

強いでしょ?

 

 

 

・・・。
はいその通りですよ、コロプラはやってしまいました。

また

 

 

させてしまったのです

これには長く続けていたユーザーも堪忍袋の緒が切れました。
言うまでもなく・・

引退者は続出しました

 

これまでのインフレ模様をまとめると以下の通りとなります。

シャルロットの登場から8ヶ月後に、インフレ倍率が12倍となっています。
いくら課金をさせるためとはいえ、これはやりすぎたかもしれませんね。

 

さて、引退者が続出した白猫ですが、ここまでユーザーが辞めるとコロプラの売上にも影響しそうです
2016年第三四半期の営業利益に目を向けてみると・・

42億円※1マイナスでした

コロプラもこの結果を「白猫のかつてない落ち込み」※1と結論付けてます。

しかし、悪夢はまだ終わりません。
決算内容が発表された翌日・・

前日比マイナス21%を記録するのです

時価総額に換算すると710億円を1日で失いました。

 

このゲームバランスの崩壊から株価暴落までの流れを総称してパルメショックと呼びます。
最後に、整理する意味でユーザー離れまでの流れを図解してみました。

以下の動画でもパルメショック解説されているので、よかったらチェックしてみてください。

※1 コロプラ 平成28年9月期 第3四半期決算説明会資料より

 

任天堂の訴訟事件

2018年1月10日、業界に衝撃が走りました。
なんとコロプラが・・

 

任天堂に訴えられたのです

任天堂と言えば最強の法務部※1を擁することで有名です。
一度目をつけられれば多額の賠償金差止め処分が待っており、まさしく業界の死神と言っても過言ではありません。

今回、その死神がパルメショックで弱っているコロプラの前に現れました。
まさしく死の宣告と言っていいでしょう。

しかし更に驚くべきことがありました。
なんと・・

 

 

任天堂が国内ゲーム会社を訴えたのは132年の歴史で初めてだったのです

 

一体両社に何があったのでしょうか。
詳しく解説していきます。

※1 任天堂が多くの勝訴を収めたことから付いた俗称

裁判の争点となった特許

今回、任天堂は白猫プロジェクト内の技術技術が特許を侵害しているとし、コロプラを訴訟しました。
任天堂が侵害したと主張する特許技術以下の通りです。

  1. ぷにコン(キャラの移動)
  2. チャージ攻撃(長押しで近くの相手を自動で攻撃)
  3. スリープモード(省電力モードからの復帰する際の確認画面)
  4. フォローシステム(協力プレイやメッセージなど通信する機能)
  5. シルエット表示(障害物の陰に入ったキャラクターの表示)

図解すると以下のようになります。

注目すべきは、操作性の要である「ぷにコン」が特許違反に含まれていることです。
ぷにコンを大々的に押していたコロプラですが、オリジナル・・・・・の技術ではなかったのでしょうか?

真偽を確かめるため、裁判の経緯を初めから見てみましょう。

ちなみに任天堂が取得した特許の日付以下の通りです。

特許 取得年月日 対象
第3734820号 2006年1月11日 ぷにコン
第4262217号 2009年5月13日 チャージ攻撃
第4010533号 2007年11月21日 スリープモード
第5595991号 2014年9月24日 フォローシステム
第3637031号 2005年4月6日 シルエット表示

※白猫のリリースは2014年7月14日

また、任天堂の特許については以下の記事で解説してるので気になる方はご覧ください。

参考 「ぷにコン」が違反したとされる特許(第3734820号)Yahooニュース 参考 「チャージ攻撃」と「スリープモード」が違反したとされる特許(第4262217号/第4010533号)Yahooニュース 参考 「フォローシステム」と「シルエット表示」が違反したとされる特許(第5595991号/第3637031号)Yahooニュース

裁判の顛末

いくら任天堂と言えど、唐突にコロプラを訴えてはいませんでした。
なんと、訴訟する約1年半前の2016年9月から特許侵害を指摘していたのです。

しかし、話し合いは実を結ぶことなく、44億円の損害賠償」白猫の配信停止」を求めて2018年1月に裁判となりました。

当時の様子をコロプラの馬場社長は「信じるものが折り合わなかった」とコメントしています。

参考 「信じるものが折り合わない」――コロプラ馬場社長、任天堂との“特許紛争”を語るITmedia ビジネスオンライン

一歩も引かない両社ですが、裁判はどのように進んだのでしょうか?
両社の攻防を見ていきましょう。

法廷での両社の主張と結末

裁判に入ると、コロプラは「任天堂の特許は無効だ」抗弁しました。
「すでに類似の技術が多数あり、誰でも考えつくもの」と裁判官に認めさせれば、特許は無価値となり特許侵害はなかったと判決されるからです。

一方、任天堂はこのコロプラの抗弁を織り込んでいました。
事前に特許内容をぷにコン用に訂正することにより、コロプラの抗弁を無効化したのです。

 

これでコロプラは一気に状況が不利になりました。
しかし、コロプラもたったこれだけ・・・・強固な姿勢を貫いてきたわけではありません。

もちろん次の抗弁の一手が・・

 

 

 

ありませんでした

まさかのコロプラ、残された抗弁の手はなかったのです。
それでは何をしたのでしょうか?

それは・・

 

 

まさかの時間稼ぎでした

 

なんと口頭弁論を可能な限り先延し、話を平行線にすることで審議を長引かせたのです。
これにより、裁判開始から3年が経過しても1審の判決すら出ることはありませんでした。

 

 

コロプラの想定外の行動に、流石の任天堂も手をこまねきました。
悩んだ末、任天堂は賠償金額を44億円から・・

 

 

 

96億円に増額したのです

 

これにより、コロプラが裁判に負けたら96億円白猫配信停止の損害を受けることになります。
敗色濃厚の裁判で、これはコロプラにとって大きなインパクトでした。

窮地に陥ったコロプラ

逃げ道を失った極限状態で、コロプラにある起死回生の一手がよぎりました。

 

その全てを覆してしまう究極の一手とは・・

 

 

 

任天堂の靴を舐めることでした

 

なんと、コロプラが一転して過ちを認め示談交渉を成立させたのです。

 

注目すべきは賠償金額が44億円から33億円減額されており、しかもライセンス料含まれていることです。
つまり、白猫は今まで通り運営できるのです。
この示談内容は明らかにコロプラが有利です。

これは時間稼ぎをしたことが一因となっていると思われます。

恐らく、コロプラは訴訟された時点で勝つ気はなく・・示談交渉のタイミングを伺っていたのでしょう。
敗色濃厚の裁判で、示談条件を有利にできたのは明らかにコロプラの作戦勝ちです。
この裁判の勝者はある意味コロプラなのかもしれません。

以上、コロプラと任天堂の裁判の顛末でした。
一部端折った箇所があるので、時系列を全て表すと以下の通りとなります。

  • 2016年8月
    任天堂が裁判対策のため特許範囲を変更
  • 2016年9月
    任天堂がコロプラに特許侵害を指摘
    両社の交渉が始まる。
  • 2018年1月
    任天堂がコロプラを訴訟
  • 2018年2月
    第1回口頭弁論
    コロプラの遅延工作が始まる(ソース)。
  • 2018年4月
    第2回口頭弁論
  • 2018年6月
    第3回口頭弁論
  • 2018年6月
    ぷにコン搭載ロゴ消滅
    起動画面にぷにコン搭載のロゴがあったが、消えた。
  • 2018年9月
    第4回口頭弁論
  • 2018年12月
    第5回口頭弁論
  • 2019年2月
    第6回口頭弁論
  • 2019年5月
    第7回口頭弁論
  • 2019年7月
    第8回口頭弁論
  • 2019年9月
    第9回口頭弁論
  • 2019年11月
    第10回口頭弁論
  • 2020年1月
    第11回口頭弁論
  • 2020年2月
    ぷにコンの仕様変更
    訴訟の一部原因となっていたぷにコンの仕様を変更、コロプラが和解に向けて歩み寄ったと思われる。
  • 2020年3月
    第12回口頭弁論
  • 2020年5月
    第13回口頭弁論
  • 2020年7月
    第14回口頭弁論
    ※以降の口頭弁論はソースがないため省略
  • 2021年2月
    任天堂が損害賠償を「44億円」から「49億5千万円」へ増額する
  • 2021年4月
    任天堂が損害賠償を「49億5千万円」から「96億99万円」へ増額する
  • 2021年8月
    「33億円(ライセンス料含む)」で両社が和解する

 

なぜ任天堂は訴訟を起こしたのか?

裁判の全容は説明した通りなのですが、この裁判には大きな疑問が1つだけ残されています。
それは・・

なぜ任天堂は裁判を起こしたのか

です。

「そんなの特許侵害したからに決まってるじゃん」と考える人もいるでしょう。
確かに特許侵害は許されることではありません。
しかし、コロプラが侵害した任天堂の特許内容もう一度よく振り返ってください。

こんなの・・

 

 

ほとんどのスマホゲーが侵害してると思いませんか?

 

そうです、任天堂は本気を出したらコロプラ以外にも・・・・訴訟できたのです。
しかし任天堂も当り屋ではありません、よっぽどのことがない限り訴訟はしません

では、なぜコロプラ訴えたのでしょうか?
考えられる要因は3つありました。

白猫プロジェクトを潰すため

2018年9月、任天堂はCygamesと共同開発したドラガリアロストリリースしました。
なんとそのゲーム内容は・・

 

 

白猫の丸パクリでした

任天堂がコロプラに特許侵害を指摘し始めたのは2016年9月
ドラガリアロストの企画自体は動いていた可能性があるため、捉え方によっては訴訟はマーケティング戦略・・・・・・・・・の一環だったと考えることもできます。

しかし、コロプラの思わぬ抵抗により白猫は潰れるに至らず、逆に比較されて白猫の劣化烙印を押されたのです。
現在ではドラガリアロストのサービス終了が囁かれています。

参考 開発費縮小についてドラガリアロスト公式ニュース

コロプラが特許を取得したから

コロプラはぷにコン関連の技術を特許化しています。

特許 取得年月日 内容
第5864810号 2016年1月8日 ぷにコンのUI①
第5856343号 2015年12月18日 ぷにコンのUI②
第5676036号 2015年1月9日 ぷにコンのスキル発動操作①
第5595991号 2014年9月24日 ぷにコンのスキル発動操作②
第6057937号 2016年12月16日 ぷにコンの移動操作

しかし、前述の通りぷにコンは任天堂の技術を流用して作られたものです。
それを特許化してビジネスで優位に立とうとするのは社会倫理上好ましくありません。

今回の訴訟は、任天堂がゲーム業界のために公開した技術をコロプラが我が物にしたからと結論づける人がいます。

また、コロプラはVR関連の特許をかなり取得しており、一部ではVRゲーム発展の弊害になっているという意見もあります。

つまり、今回の訴訟はコロプラへの警告だったと考えることができます。
出る杭は打たれるということでしょうか。

任天堂の社長が変わったから

前述の通り、任天堂が国内ゲーム企業を訴えたのは初めてで、大きな変化がないとまず起こりえません。
少し目線を変えて、任天堂社内に目を向けてみると大きな変化がありました。

 

社長が変わってたのです

2016年当時、先代岩田社長の死去により、君島達己が5代目社長として就任していました。
君島社長は、3第目の山内社長や4第目の岩田社長のようなゲーム畑とは違って、銀行出身のビジネスパーソンでした。

キャリアが変われば考え方も変わるもの、社長が変わったことは少なからずコロプラの訴訟に影響しいるでしょう。

今後のコロプラについて

ここまで白猫とその裁判についてお話をしてきました。
では、一体どれほどの影響をコロプラに与えたのでしょうか?

冒頭で「任天堂の和解金がきっかけでコロプラが倒産する確率は0%」で、
「コロプラが将来倒産する確率は10%」と言いました。

最後にそれと併せて今後のコロプラについてお話したいと思います。

 

コロプラの現状

いきなりですが、ここまで記事を読んできたみなさんにクイズです。

 

コロプラの業績は良いと思いますか?悪いと思いますか?

・・え?

・・いやいやいや、もしかして引掛け問題かもしれませんよ?
コロプラの隠された秘密兵器が功を奏し2021年にグラフがズゾーンっと・・え、なんだって?

 

 

・・・

 

・・はいはい、みなさん正解です。。
お察しの通り業績はあまりよくありません。

コロプラは2016年に白猫の前期好調と白猫テニスのヒットにより売上高が過去最高益となりました。
しかし、それ以降は梯子が外されたかのように右肩下がりが続きます。

2019年はドラクエウォークをスクエニから受諾したおかげで売上を挽回しましたが、

一時凌ぎに過ぎませんでした

では、なぜ右肩下がりは止まらないのでしょうか?
答えは・・

 

 

 

新作自社ゲームがヒットしないからです

 

2016年、コロプラは自社タイトルのおかげで・・・・歴代最高益を記録しました。

しかし、2021年現在の最終決算では・・

自社タイトルの落ち込みのせいで最高益の半分になりました

数字にすると847億から371億まで売上が下がりました。
外の仕事(ドラクエウォーク)がなければもっと減益してたでしょう。

加えて株価も・・

最盛期の約1/6になりました

・・あれ?

 

コロプラ倒産するんじゃね?

勘の良い方はそう思ったはずです。

しかしながら、コロプラは当面潰れることは絶対・・ありません。

その理由は・・

 

現金を持ちまくっているからです

2021年現在、コロプラは自由に使えるお金が650億あります。
しかもその現金は年々増え続けていっています。
これはコロプラの経営が優秀だという裏付けです。

では、話題を戻してクイズをしてみましょう。

コロプラは任天堂に和解金33億円を支払ったら倒産しますか?

答えは十中八九・・

 

いいえ

になるはずです

これが冒頭でお話した、コロプラが任天堂に和解金を支払っても倒産しない理由です。
しかしいくら現金があるとはいえ、売上減少し続けてるのでこのままいけば・・

 

 

倒産するでしょう

しかし、コロプラも指を咥えて倒産を待つことなんてしません。
ではこれからどうやってコロプラは現状を打破するのでしょうか?

 

コロプラの今後の戦略


2021年の今年、コロプラは注力領域であるAR・VRの新作ゲーム「ユージェネ」リリースしました。
売上は5,600万円足らずで開発費すら・・回収できませんでしたが、今後も新作スマホゲームを年間3〜4本リリースして売上を挽回する予定です。

しかし、ヒットの難しい新作ゲームを出し続けるコロプラへこう思ったりしませんか?

 

 

白猫立て直せばいいんじゃね?

なるほど、確かにコロプラの売上が減った理由は白猫の落ち込みです。
白猫が復活すれば右肩下がりのデススパイラルから抜け出せるわけですね!!

であればさっそく白猫を復活・・

 

 

することはありません

思わずコロちゃんが泣き出てきてしまいました。
しかし、なぜ白猫は復活することはない・・ のでしょうか?

それは、白猫のようなエンドコンテンツが更新され続けていくオンラインゲームは、人気が落ちていくことが多いためです。
紙芝居で説明します。

 

 

 

 

 

 

このようにユーザーは前回を上回る新体験を求め続けていくため、人気が次第に下降していきます。
ではコロプラはどうすればいいのでしょうか?

はい、ご想像の通り・・

 

新作ゲームを出し続けるしかないのです

 

しかし、コロプラも数億円かかる新作ゲームをポンポン出せる体力はありません
従って短期では他社のIPを活用してお金とノウハウを溜め、長期では第2の白猫創出を目標としています。

他社IPにおいては今年バンダイナムコエンターテインメントの「テイルズ オブ ルミナリア」を開発し、リリースしました。


また自社IPでは今年の7月「白猫GOLF」を発表しました。


ただ、自社IPは浅井氏退社以降ヒット作に恵まれていない印象を受けます。
浅井氏はコロプラの3大ヒットタイトルである

プロデューサーを務めていた人物です。
いくら技術力が高いコロプラでも、作品の魅力を訴求できないとヒットはしません。
今後はプロデューサー発掘がとなるかもしれません。

その他、コロプラは投資分野にも力を入れており、様々な企業に計75億円の投資を行っています。
投資は今後も拡大していく予定です。

以上、コロプラの今後の戦略でした。
わかりやすく図にまとめると以下のようになります。

 

主要タイトルの動向

白猫×黒猫 大感謝ねこまつり』でキャラ総選挙やコラボクエスト開催 - 週刊アスキー

幾ら既存のIPが下降の一途をたどるとしても、コロプラのメイン収益である事実は変わりません
特に白猫に関しては派生タイトルが多く、本家は絶対に終わらせるわけにはいきません。

そこで、最後にコロプラの2大看板タイトルである「白猫」「黒猫」の現状を簡単に紹介します。

白猫プロジェクト


「 New Worlds」と題して新ステージが登場しました。
加えて新システム「スキルコンビネーション」が導入され、その他操作面の仕様変更がありました。

白猫リリースから今日に至るまでゲームの根幹変わっていないため、今後もステージ追加による「新体験」と操作性の拡充で「遊びやすさを追求」していく流れになると思います。

ちなみにインフレ傾向続いています

クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ

8年半続いていたメインストーリーが今年完結しました。
一部ではサービス終了が囁かれてましたが、生放送でサービス続行明言されました。

動画にある通り、今後はイベント毎週更新されるスタイルに生まれ変わります。
黒猫は根強いファンが多く、今後も安定した運営が続きそうです。

まとめ

長い記事となりましたが、ここまで読んでくれた方は現状のコロプラと今後のコロプラが理解できて、世間で騒がれてるほど任天堂の賠償金額はコロプラにとって痛手ではなかったことを知れたと思います。

記事執筆を完走した感想としては、コロプラは世間のイメージほど悪い会社ではないなと思いました。
意外かもしれませんが、この会社結構ユーザーファーストなんです。

これを見てください。

これはユージェネレビューなのですが、ほとんどのレビューにコロプラのコメントがついています。
コロプラも東証1部上場の大企業、やろうと思ってもなかなかできることではありません。

また、任天堂の訴訟の際、白猫はぷにコンの仕様変更を余儀なくされました。
操作性が悪くならないように、創意工夫を凝らし運営が解説まで行っていたのはびっくりしました。

終わらない苦境に立たされているコロプラですが、復活目指して今後も頑張ってほしいです。

今年の記事はこれでおしまいです。
来年以降は年1・2回の更新になると思います。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

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1 COMMENT

匿名

細かい所まで良く調べられていてとても読みやすかったです。

よく任天堂がコロプラを訴えた理由を「コロプラが他社に対して特許ゴロを仕掛けた(仕掛けようとした)からだ」とか「任天堂ではなく裁判所が96億円の増額を進言した」とか言う人もいますね(というか大半)
おそらく調査をされている段階で何度か目にされたと思いますがそれをあえて記事に載せないのは
それらがソースの存在しないデマゴギーだと知った上で除外してるのだと思います。フェイクニュースに騙されない良い目をお持ちのようで

最近の決算でコロプラの持つ現金が前回の決算の650億から490億に減少しています。(総資産は700億で変わらず)
任天堂への支払いを加味しても100億近く何かに使ったようで、何をしてくれるのかこれからに期待をしたい所ですね

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