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【感染者体験】「コロナ完治までの経過」と「ホテルの療養生活」について

どーもへっぽこですー。
2020年12月15日、僕はコロナになりました。
原因はシェアハウスで起こったクラスターです。

シェアハウスで起こったクラスターの経緯については以下の記事を御覧ください。

【危険】シェアハウスで7人コロナ感染者がでてクラスター化した体験談

コロナになる前、20代は大した症状にならないと高を括ってましたが、感染して考えが変わりました。

 

コロナウイルスは恐ろしい病気です。

 

コロナとの闘病とホテルでの療養生活を時系列で説明します。

時系列

発症〜ホテル搬送まで

12月11日(金) 初期症状

朝起きると体中に痛みを感じました。
痛みは体中をボコボコに殴られた感じです。

仕事の疲れのせいだと思い土日休めば治ると思いました。

【症状の経過(1日目)】
・節々の痛み:体中をボコボコに殴られたような痛み

12月12日(土) 発熱

朝起きると発熱していました。
熱は37.2℃、平熱が35.7℃なので普通の人より若干辛いです。
市販の風邪薬を飲んで1日中寝ることにしました。

症状は以下の通りです。

【症状の経過(2日目)】
・熱:37.2℃
・咳:少し咳が出る

・寒気:強い寒気がする
・倦怠感:だるい
・吐き気:強い吐き気がたまに襲ってくる
・臭覚障害:常にシンナーの匂いがする

・鼻詰まり:軽い鼻詰まりがする

・節々の痛み:体中をボコボコに殴られたような痛み→体中に痛み

12月13日(日) 熱が下がらず

前日1日中寝ていたのにも関わらず、熱は1℃たりとも下がりませんでした。
他の症状も改善されませんでした。
仕方ないのでこの日も市販の薬を飲んで寝ることにしました。

【症状の経過(3日目)】
・熱:37.2℃
・咳:少し咳が出る

・寒気:強い寒気がする
・倦怠感:だるい
・吐き気:強い吐き気がたまに襲ってくる
・臭覚障害:常にシンナーの匂いがする

・鼻詰まり:軽い鼻詰まりがする→完治
・節々の痛み:体中をボコボコに殴られたような痛み→体中に痛み

12月14日(月) 病院でPCR検査を受ける

朝起きたら熱が37.5℃まで上がっており、土日とは比べ物にならないほど症状が悪化してました。
保健所に相談し、会社を休んで昼に病院へ行きました。
診察を受け、医師の判断でPCR検査を受けることになりました。

陽性者は15時までに電話連絡しますとその場で伝えられました。

薬は「カロナール」「つむらの1番」を処方され、飲むとになりましたが4時間ぐらいで効き目が切れました
その後も「薬を飲む→症状が軽くなる→薬が切れる→症状悪化→薬を飲む」を繰り返してました。

【症状の経過(4日目)】
・熱:37.2℃→37.5℃
・咳:少し咳が出る→頻繁に咳が出るようになる

・寒気:強い寒気がする
・倦怠感:だるい
・吐き気:強い吐き気がたまに襲ってくる
・臭覚障害:常にシンナーの匂いがする
・節々の痛み:体中をボコボコに殴られたような痛み→体中に少し痛み

12月15日(火) コロナ陽性と診断される

13時、病院から電話がきて陽性と診断されました。
その日中に管轄の保健所から電話があると伝えられました。

18時半に保健所から連絡があり、いま30分〜40分時間があるか尋ねられました。
質問内容は以下の通り。

・初期症状はなんだったか?
・今どのような症状があるか?
・どんな薬を処方されたか、いまどの薬が何錠余っているか?
・発症の3日前から現在に至るまで誰と会ったか?
・会社の出勤経路
・最後に出社した日
・いまどこにいるか?

僕はシェアハウスがクラスターになって外出禁止だったので住民以外濃厚接触者ではありませんでした。
その後、医師から軽症と判断されたためホテル療養となると伝えられました。

現在入所者が多いため、1・2日以内に決定しその際電話連絡するとのことでした。

【症状の経過(5日目)】
・熱:37.2℃→36.6℃
・咳:頻繁に咳が出るようになる→咳の頻度が少し改善

・寒気:強い寒気がする→完治
・倦怠感:だるダルい
・吐き気:強い吐き気がたまに襲ってくる→完治
・臭覚障害:常にシンナーの匂いがする→完治

・節々の痛み:体中をボコボコに殴られたような痛み→完治

12月16日(水) ホテルの療養先が決定する

18時、保健所から連絡があり明日ホテルへ搬送すると電話がありました。
詳しい時間は明日連絡するとのことでした。

ホテル療養の注意点は以下の通りとのことでした。

・タオルの貸出はないので持参してほしい
・洗濯ができないので十分な着替えを持参してほしい
・入所中は外に出れないので荷造りをしっかりしてほしい

ちなみに退所予定日は12月21日(月)とのことでした。

【症状の経過(6日目)】
・熱:37.2℃→37.5℃
・咳:咳の頻度が少し改善→頻繁に咳が出るようになる

・倦怠感:だるい→かなりだるい

・眼精疲労:目がくり抜かれたような痛み

ホテル療養〜退所まで

12月17日(木) ホテルへ搬送される

9時半、保健所から13時45分に家の前に迎えが来ると電話がありました。
その際、会話は控え荷物は自分で出し入れするよう注意がありました。

13時45分になると送迎ドライバーから到着の電話がありました。

家の外に出ると送迎ドライバーに身振り手振り案内をされました。
車はタクシーのミニバン型で、前部座席と後部座席の間には飛沫防止シートが設置されてました。

車に入ると20代の感染した男性も乗車しており、終始無言で目的地の東横インへ向かいました。

到着すると入り口には案内板を持った人が立っており、促されるまま封筒を取り部屋に入室しました。
ホテルの中に入ると入り口は外からロックされました。

部屋につくと事務局から電話がきました。

手持ちのスマートフォンで封筒の中に入ってるQRコードを読み取り、LAVITAにログインして問診票を記入してほしいと伝えられました。
体温計とパルスオキシメーターで「体温」「脈拍」「SpO2」を計測し、各問診に回答しました。
体温計は持ってなかったので事務局に借りました。

主な問診内容は以下の通りです。

・体温
・脈拍
・SpO2
・咳はひどくなっているか

・味覚障害はあるか
・嗅覚障害はあるか
・体はダルいか
・食欲はあるか

併せて事務局から宿泊施設の注意点を説明されました。

部屋外はマスク着用、会話禁止

 

ホテルからの外出禁止

 

他の部屋への入室禁止

 

飲酒と喫煙禁止

 

差し入れは許可されたもののみ可能
(※配達の受け取りは不可)

 

朝食は8時〜9時
昼食は12時〜13時
夕食は18時〜19時
(※上記の時間帯以外エレベーターは使用できない)

 

7時と16時半にLAVITAで問診
10時-11時に看護師さんから健康状態のチェック

 

室内清掃はなし、ベッドシーツの交換も行っていない

 

発症から10日経過かつ症状軽快後72時間経過すれば退所となる

 

宿泊費、飲食費は無料

また、実際出された朝食・昼食・夕食は以下の通りです。

【朝食】

【昼食】

【夕食】

カロリーの高い弁当が多い印象でした。
食事の時間には弁当以外にも飲み物やアメニティ類、洗剤を受け取ることができました。

食事を受け取るエントランスにはペッパー君がおり

「頑張って下さいみんな応援してますよ」
「食事をとって早く元気になりましょう」
「僕は1日中ここで立ってました、みなさんの安全は僕が守ります」

と数々の激励に励まされました。

加えて封筒には小池知事からのメッセージや

東横インの厚意により「東横インシネマ」を無料で見ることができました。

コロナは大変でしたが、こういったメッセージや厚意はとても嬉しかったですし元気づけられました。
1人でコロナと闘病をしていた時よりホテルにいたほうが看護師さんもいるし心強かったです。

その後は看護師さんから電話がきて詳しい症状をヒアリングいただきました。
薬を飲むと症状の経過観察が難しいので酷い時以外控えるよう言われ、薬を飲まなくなりました。
耐性がついてきたのか、翌日以降は体が楽になっていきました。

【症状の経過(7日目)】
・熱:37.5℃→38℃
・咳:頻繁に咳が出るようになる

・倦怠感:かなりだるい

・眼精疲労:目がくり抜かれたような痛み→完治

12月18日(金) 退所日が先延ばしになる

14時、事務局から電話があり高熱が続いているため退所日が先延ばしになったと伝えられました。
退所日は追って連絡するとのことでした。

【症状の経過(8日目)】
・熱:38℃→37.5℃
・咳:頻繁に咳が出るようになる

・倦怠感:かなりだるい→だるい

12月19日(土)-20日(日) 体調が改善する

【症状の経過(9日目)】
・熱:37.5℃→36.8℃
・咳:頻繁に咳が出るようになる

・倦怠感:だるい

【症状の経過(10日目)】
・熱:36.8℃→36.2℃
・咳:頻繁に咳が出るようになる→咳が出るようになる

・倦怠感:だるい→完治

12月21日(月) 翌日退所となると伝えられる

14時、事務局から明日が退所日だと電話がありました。
退所の時間は10時とのことでした。

【症状の経過(11日目)】
・熱:36.2℃→35.7℃
・咳:咳が出るようになる→完治

12月22日(火) 退所

ルームキー、パルスオキシメーター、シーツ、枕カバー、借りていた体温計をエントランスで返却し、10時にホテルを退所しました。

【症状の経過(12日目)】
・熱:35.7℃(平熱)

その後

現在も体調は安定しています。
コロナの後遺症についてですが、今のところ実感はありません。

ただ、未知の病気なので怖いことは事実です。

ホテル療養の1日の流れ

少しわかりにくいのでホテルの1日の流れを以下の通りまとめてみました。

  • 7時
    LAVITAで問診チェック
  • 8時-9時
    朝食
  • 10時-11時
    看護師さんから健康状態のチェック
  • 12時-13時
    昼食
  • 16時半
    LAVITAで問診チェック
  • 18時-19時
    夕食

まとめ

実際コロナにかかってみて、死の恐怖を感じました。
コロナは「このまま治らないんじゃないか」と錯覚するほど回復が遅かったです。
加えていきなり熱が上がったり体調が悪くなったりするので、世間でよく言われてる急死に至りやすい病気だと思いました。

この記事を見て1人でもコロナ対策を徹底する人が増えればと思います。
シェアハウスがクラスターになった記事もよかったら見てみて下さい。

【危険】シェアハウスで7人コロナ感染者がでてクラスター化した体験談

では。

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