突然ですが「ゲームプランナー」になりたいと思ったことはありませんか?
ゲームプランナーはゲームをゼロから企画し、実装してアイディアを世の中に広めることができます。
仕事は生活のほとんどを占めてるもの、せっかくなら夢があってやりがいのある仕事に就きたいですよね?
今回はどんな学生でも「これだけやっとけばゲームプランナーになれる」という鉄則をご紹介します。
ちなみに余談ですが、2018年の小学生の「将来なりたい職業」でゲーム系の職業は第5位でした。
第12回 男子児童 | ||
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順位(前回) | 職業 | 票数 |
1(2) | 野球選手・監督など | 112 |
2(1) | サッカー選手・監督など | 106 |
3(3) | 医師 | 77 |
4(4) | ゲーム制作関連 | 54 |
5(12) | 会社員・事務員 | 38 |
6(6) | ユーチューバー | 35 |
7(5) | 建築士 | 29 |
7(11) | 教師 | 29 |
9(7) | バスケットボール選手・コーチ | 24 |
10(10) | 科学者・研究者 | 23 |
あくまで小学生ですが、ゲーム系の職業に就きたいという人はかなり多く、ライバルが多いです。
本気で「ゲームプランナーになりたい」と思っているのであればそれだけライバルに差をつけないといけません。
やるからには死ぬ物狂いでやってください。それぐらいしないと絶対ゲームプランナーにはなれません。
ではご紹介しますー!
鉄則①:部活・サークルは入るな!ゲーム系のバイトをしろ!
大学に入ったら部活やサークルを始めたくなるかもしれませんが、プランナーになりたいのであれば絶対に入ってはいけません。
知識0の皆さんは高校卒業時点でゲーム関連の勉強をしてる人に負けています。
大学生活が始まった時点で就活戦争が始まってると思ってください。
手始めにゲーム系のバイトを始めてください。これがプランナーになれる一番究極の近道です。
ゲームのバイトには「テスター」という誰でもできる仕事があります。
テスターはバグをチェックをする人のことで、指示書通り試験をこなしていく超簡単な仕事です。
しかし「テスター」から学べることは多く、ゲーム制作の体系を1通り理解することができます。
またゲーム業界では有名な話ですが、一度テスターとしてでも業界に入ってしまえば就職しやすいという通例があります。テスターとしてバイトを始めたらテスターだけの仕事ではなく、隙あれば企画書を見せることを心がけてください。テスターとして認められたらバイトから正社員になれる可能性もグッと高まります。テストはプランナーの仕事の一部です。「テストなんてショボイ仕事」と軽視せず、将来につながると思って全力で頑張りましょう。
またテスターの仕事ですが、検索すれば簡単に出てきます。
テスターの仕事は大体週3からコンスタントにシフトに出ることを求められます。
従って学校後はテスターの仕事をしなければなりません。
だからサークルや部活に充てる時間はないということですね。
またテスターの求人がインターネットに載ってない場合は地元のゲーム会社に問い合わせてください。ゲームのプロジェクトが動いてるのであればチャンスがあります。
知識0でプランナーになりたいのであれば、大学1年生からテスターぐらいやっとかないとプランナーには絶対になれません。
テスターのバイトをすることはマスト条件です。
鉄則②:個人製作でゲームを作れ!
プランナーになるにはゲーム制作の経験が必須です。面接でも「ゲーム制作の経験はありますか?」と1,000%聞かれます。「ゲーム制作の経験はありません」と面接で答えたらその時点でマイナス評価です。
しかし、ゲーム制作の経験0ゼロでゲームを作るのはほぼ不可能です。
そこでおすすめなのが「RPGツクール」です。
「は?RPGツクール?ぷークスクス」と思った人がいるかもしれません。
しかし、最近のRPGツクールは普通のゲームと遜色がないレベルで作り込むことができます。加えて最新作のRPGツクールの業界からの評価も非常に高いです。
参考までにRPGツクールで作られているゲームを紹介します。
「ナニコレ?RPGツクール?」と思った人がいるかもしれません。
残念ながらRPGツクールです^^
「RPGツクールのゲーム制作=低俗」と思っている人がいますが、そんな時代は終わりました。
Unityとかではなく、あえてRPGツクールを選ぶ人がいるぐらいです。
RPGツクールでもプロから評価されるゲームを作ることができます。
ちなみに上記のようなゲームを学生時代に作ったら、ある程度の評価を面接で受けることができます。
RPGツクールからゲームを作ってみてUnityなどのゲームを作ることもオススメです。
また、ゲーム制作は必ずチームで作るようにしてください。
チームを知り合い内で作れない場合は以下のサイトを活用してください。
上記のサイトは「ゲーム制作の仲間を探すサイト」です。きっと同じ志を持つ人がいるでしょう。
しかし、ネットの繋がりは希薄なもの。僕もこのサイトで仲間を過去に募集しましたが、途中でソリが合わなくて逃げられたことが多々ありました。
そんな時はお金でクリエイターを雇うことをオススメします。
上記のサイトでデザイナーやプログラマーを探すことができます。
人間お金を渡せば自分のやってほしいことを大体やってくれます。
状況が煮詰まったら財布と相談してクリエイターを雇いましょう。
プランナーはデザイナーやプログラマーに指示を出すのも仕事の一部です。
チームを指揮するという経験は面接で必ずプラスに働きます。また個人製作で予算を組んで実行するのであれば尚更プラスです。
個人製作をするならよりクオリティの高いゲームを目指して頑張りましょう。
鉄則③:ゲームをめちゃくちゃしてプレイ日記をつけろ!
面接で必ず聞かれます、「好きなゲームは何ですか?それは何故ですか?」と。
これはあなたのゲームの趣味を聞きたいのではなく、ゲームを日常的にどのように分析し、それをゲーム制作にどれくらい活かせそうか、見極めるために質問しています。
従って日常的にゲームを分析する練習をする必要があります。
練習内容は簡単です。様々なジャンルのゲームをプレイし、クリア後に①良かった点、②悪かった点、③改善点をプレイ日記に記すだけです。
これを繰り返すだけで客観的な視点でゲームを分析できるようになり、面接でもスラスラ答えられるようになるでしょう。
また、面接だけではなく、書類選考の時点でもゲームのプレイレポートを求めてくる企業があります。
ゲームを分析する癖を日常的につけておきましょう。
「ゲームをただ楽しむのは素人」「ゲームを何故楽しいのか分析するのがプロ」です。
鉄則④:プログラミングの勉強と絵を描く練習をしろ!
近年のゲームプランナーは企画能力が高ければ良いというわけではありません。プログラマーやデザイナーに指示を出す以上、プログラミングや絵の知識があった方が効果的な指示を出すことができます。
しかし、デザイナーやプログラマー並みに知識が必要というわけではなく、あくまで触り部分がわかればOKです。プログラミングで言えばC言語やJavaの触り部分、絵で言えば簡単な絵を描いてデザイナーに指示を出せるレベルです。
プログラミングや絵の知識を持ってる志望者は面接で必ず有利に働きます。
最近の専門学校はプランナーのコースなのにプログラミングや絵の勉強があります。近年ではこれぐらいしないとプランナーになれないということですね。
鉄則⑤:大学の勉強をきっちりしろ!
当たり前ですが大学の専攻の勉強はきっちりしてください。
ずっとゲームの勉強ばっかりやってると「あなた大学で何学んだの?」と言われかねません。
きっちり大学で勉強をし、「○○をやってきてそれをゲームプランナーに活かしたいと思います」と言えるレベルで勉強はしておきましょう。
大学行っている意味がないですからね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「あ、たったこれだけやればゲームプランナーになれるじゃーん」と思った人は少ないと思います。
厳しいようですが、最低これぐらいやらないとゲームプランナーにはなれません。
毎年多くのゲームプランナーの志願者がいますが、多くの人が「何もやってこなかった」ため落とされています。
ゲームプランナーの選考は他業種のように甘くありません。
ゲーム制作の費用で一番ウエイトを占めているのは人件費です。
企業の方はこの人が本当に売れるゲームを作ってくれるのか真剣に面接で評価します。
ゲーム業界は年々シビアになっています。
その中でわずかな可能性を勝ち取っていく人は大学時代に「やることをやった人」です。
本当にゲームプランナーになりたいのであれば記事中の鉄則を参考にして毎日を大切にして頑張ってください。
また、ゲームプランナーを目指してるのであれば以下の記事も参考になると思います。
読んでみて下さい。




では今日はここまで。
お疲れ様でした。