こんにちは、へっぽこです。
今回は中国輸入代行会社HAMの利用の流れと感想をお話しさせていただければと思います。
まずは中国商品の仕入れ方法と輸入代行会社について説明しますので、本題を読みたい方は目次の「2.中国輸入代行HAMの利用の流れと感想」までスキップしてください。
中国商品の仕入れ方法と輸入代行会社について
輸入ビジネスをやっていく上で、仕入れは切っても切り離せない工程になります。中国輸入の場合、仕入れは主にタオバオ・アリババなどのECサイトから行います。しかし、ここで1つ疑問に思ってほしいのが、日本のECサイトのように商品をカートに入れて、決済し、商品を日本に直送してもらえるのかということです。答えはNoです。まず中国ECサイトの決済方法は主に銀行振り込みです。従って、中国の銀行口座を開設しないといけません。例え、中国の銀行口座を開設できたとしても、中国ECサイトの多くが日本への直送対応を行っておりません。ですので、個人の力で中国から商品を仕入れるのはほぼ不可能です。
ここで解決策が二つあります。一つ目は現地でパートナーを構築し、仕入れから発送対応まですべてやっていただく方法。二つ目は中国輸入代行会社を利用し、仕入れから発送まですべてやっていただく方法です。
結論から申し上げます。一つ目の現地のパートナーを利用するのはやめておいた方がいいです。まず、前提として、中国人は信用できません。これは人種差別ではないのですが、日本人と国民性が全く異なります。全ての中国人が日本人的視点を持ってないと断言することはできませんが、該当する中国人を探すだけで時間がかかります。コネクションなどがない場合は辞めておいた方がいいでしょう。
次に、二つ目の中国輸入代行会社を利用する方法です。これは一部において利用するべきです。中国輸入代行会社は数多く存在し、中には良くない代行会社も存在しています。このような代行会社は利用するべきではありません。前述した信用できない中国人を雇ってるのと同じです。
さて、ここで気になるのが信用できる代行会社を見分ける方法です。簡単に見分ける方法は二つあります。
一つ目は代行会社の代表が日本人であるかないかです。理由は簡単です。日本人が代表の場合は日本人のニーズを理解している場合が多く、反対に中国人の代表は理解していない場合が多いからです。
二つ目は、代行会社のホームページのコンテンツ(デザインや説明など)がしっかりしてるかです。ホームページはお客さんの窓口であり、いわば会社の顔です。会社の顔を疎かにしている場合、お客さんも疎かにしているケースが多いです。ホームページは必ず入念にチェックしましょう。
以上が中国商品の仕入れ方法と輸入代行会社についての説明です。
中国輸入代行HAMの利用の流れと感想
前項で信用できる輸入代行会社の見分け方について説明させていただきました。では具体的に、どの輸入代行会社が信用できるのか、説明させていただこうかと思います。ですがその前に、先ほどから何度も出てきている信用についての解釈をさせていただきます。ここでいう信用とは、安心安全かつ高品質の商品が購入者の手元に渡ることを指します。中国では欠陥品・コピー品が当たり前のように存在します。そのような商品は売り物になりません。しかし、代行会社の中には適当に検品、もしくは検品せずに発送する会社があります。
これからご紹介する代行会社は私がいつも利用している代行会社です。今まで欠陥品・コピー品を送ってきたことは一度もありません。代行会社選定の1つのヒントとしてご活用ください。
中国輸入代行HAMについて
私は中国輸入代行HAMを利用しています。少し、中国輸入代行HAMのことを説明させていただきます。
HAMは日本人が代表を務める会社で、本社も日本に置いています。日本人が代表を務める会社なだけあって、HAMの検品は非常に優秀です。検品は現地の中国で1回、日本のHAMの倉庫で再度検品を行います。また、中国ECサイトから欠陥品やコピー品が届いた場合、担当者が返品・返金対応をしてくれます。ここまで日本でいう当たり前のことを説明させていただいておりますが、輸入代行会社に日本の当たり前を求められるのはこの会社ぐらいです。輸入代行会社によっては、代行手数料が安いところや、国際送料が安いところ、配送スピードが速いところなど様々な特徴があります。しかし、一番重視されるところは、いかに確実に安全な商品を届けてくれるかです。コストやスピードなど二の次です。特に輸入ビジネス初心者の方は、初めは安全な輸入代行会社を選ぶようにしましょう。
中国輸入代行HAM利用の流れ
では実際にHAMの利用の流れについて順に説明させていただきます。
まず始めに、以下のリンクからHAMのホームページにいきます。
次に「タオバオ輸入代行」→「お申込みフォーム」を選択します。
ホームページには「タオバオ輸入代行」と書かれておりますが、タオバオ以外でも利用することはできます。
次にお申込みフォームから注文シート(エクセル)をダウンロードします。
エクセルファイルを開くと以下のようになっています。
赤い枠で囲った「注文シートNo1~NO50」を編集しましょう。
以下は私が実際に入力した記入例です。
商品画像、中国商品名、仕入れ先のURL(アリババ・タオバオなど)をシートに記入します。カラーやサイズなどの質問などは画像の赤枠の箇所に記入します。なお、特に配送方法を選択しなかった場合、一番適切な配送方法が選択されます。配送方法の希望がある場合、配送方法の欄から選択しましょう。
仕入れたい商品のリストをシート内にすべて入れたら、HAMに見積もりを出してもらいます。
「info@nandemo-china.com」宛てに作成したエクセルを添付し、メールを送ってください。
メールは上のように、件名や本文をちゃんと入れるようにしてください。迷惑メールと勘違いされて、返信がない場合があります。また、別件で質問などがある場合は同じく、「info@nandemo-china.com」宛てにメールを送ってください。
メールを送ったらHAMから返信があり、見積もりが送られてきます。見積もりは以下のような感じです。
HAMの代行手数料は8%ですが、初回は無料となっています。また、見積金額が、「1~50,000円」は1万5千円、「50,001~100,000円」は2万円、「100,000~150,000円」は3万、それ以上は20%の頭金が必要です。頭金は国際送料などの費用に使用され、取引後の残額は返金されます。見積もりに問題がない場合、銀行振り込みまたは、paypalのクレジット決済で決済を行います。銀行の振り込み先は「三菱UFJ銀行」、「楽天銀行」、「ゆうちょ銀行」、「HSBC HK」より選択可能です。また、paypalは「マスター」、「VISA」、「アメリカンエクスプレス」、「JCB」のクレジットカードから利用が可能です。しかし、クレジット決済は、3.2%+40円の手数料が必要です。特に理由がない場合は銀行振り込みをしましょう。
代金の決済が終わったらHAMに連絡し、手配のメールが届くので確認してください。
次に、中国から日本に国際発送したタイミングで確認のメールが来ます、確認してください。
次に、商品が日本に到着すると、「株式会社スコア・ジャパン」から以下のようなメールが届きます。メールに送付されている関税の請求書を確認し、振り込みを行いましょう。
振込みを終えると、「株式会社スコア・ジャパン」がHAMの倉庫へ商品を発送してくれます。
HAMの倉庫に商品が届くとメールが届きますので確認しましょう。
アマゾンFBA倉庫に商品を発送するため、商品ラベルと商品のSKUリストをメールで送るように指示があります。やり方は以前記事で紹介したので以下の記事を参考にしてください。

商品ラベルと商品のSKUリストをメールしたら、HAMがFBA倉庫に発送を行い、後日、一連の取引の清算書がメールで届きます。
まとめ
以上が中国輸入代行HAMの利用の流れと感想です。
今まで複数の中国輸入代行会社を使いましたが、一番対応が良かったのがHAMでした。代行会社によっては、片言の日本語しか使えない中国人をサポートとして置く会社があります。そういった会社は必ず切ってください。後悔します。代行会社の見分け方は、今回ご紹介した通り、①日本人の代表者であること、②ホームページがしっかりしていることの2点です。
自分に合う代行会社(パートナー)を見つけ、価値のある取引を行っていきましょう。
では今日はこのへんで。
お疲れ様でした。